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[🇯🇵]ナムジュン・パイクの傑作「ファウスト」、30年ぶりに再公開

  • ONLINE-KOREA
  • 4 日前
  • 読了時間: 2分

ビデオアートの創始者として世界的に知られるナムジュン・パイクの作品と版画など計12点を一堂に集めた特別展「ナムジュン・パイク:ヒューマニティ・イン・ザ・サーキッツ(Humanity in the Circuits)」が、慶州のウヤン美術館で開催されています。


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会場で最初に観客を迎える作品は、パイクが1991年のウヤン美術館開館を記念して制作した《古代騎馬人像》です。

この作品は新羅時代の遺物「馬に乗った人形土器」を再解釈したもので、テレビで作られた人物が馬に乗る姿は、アナログとデジタル、地域と世界のつながりを象徴しています。

特に10月31日から11月1日まで慶州で開催されるAPEC首脳会議のテーマ「連結・革新・繁栄」とも絶妙に重なります。


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今回の展示では、ナムジュン・パイクの代表的な連作《マイ・ファウスト(My Faust)》のうち、《経済学(Economics)》と《精神性(Spirituality)》の2点も公開されました。

ゲーテの古典『ファウスト』からインスピレーションを得たこのシリーズは、現代社会の価値体系と人間存在を探求しています。

《経済学》は紙幣や硬貨、ゴシック様式の構造物を通じて、資本が神のように支配する現実を批判的に描き、《精神性》は宗教的象徴を含む華やかな映像構造物として、精神と魂の持続可能性を問う作品です。

両作品とも1992年の国立現代美術館展示以来、約30年ぶりに修復され公開されました。


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また、1980〜1990年代の主要作品も展示されています。

特に《エレクトロニック・スーパーハイウェイ–1929 フォード(Electronic Superhighway–1929 Ford)》は、ナムジュン・パイクの予見的な視点を示す作品で、1929年型フォード車の上に木製の轎(かご)と「電子超高速道路」の文字を組み合わせ、伝統と現代、東西、過去と未来の融合を表現しています。


展覧会は11月30日まで、慶州ウヤン美術館で開催されます。



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