[🇯🇵] 「レギンスはもうイヤ」レギンスファッション、ついに終焉へ
- ONLINE-KOREA

- 11月4日
- 読了時間: 2分
コロナ禍のアスレジャーブームを牽引したレギンスの時代が終わりを迎えています。

かつて日常着とスポーツウェアの境界を曖昧にし、ファッションの主流に躍り出たレギンスは、わずか数年でZ世代の嗜好の変化により中心から姿を消しました。ゆったりとした「ルーズフィット」トレンドの拡大は、レギンスの象徴素材であるスパンデックス産業にも大きな打撃を与えています。
スパンデックス世界最大手のヒョソンTNCの第3四半期営業利益予測は相次いで下方修正され、ハナ証券は当初の790億ウォンから595億ウォンへと大幅に引き下げました。
中国主要企業も生産量と収益性がともに減少し、世界のスパンデックス増設規模は今年の16万トンから来年には7万トンへ半減する見通しです。
その主因はレギンス需要の急減です。
リテール分析会社Editedによると、女性用アクティブウェア市場におけるレギンスの比率は2022年の46.9%から昨年は38.7%に急落しました。ジョガー、トラックパンツ、ワイドパンツなど、より余裕のあるシルエットが主流となり、「タイトフィット」の黄金期は終焉を迎えたのです。象徴的ブランドであるルルレモンの株価も今年に入り約50%下落し、競合のAlo YogaやFP Movementもルーズフィット路線へ転換しました。
韓国国内ブランドも変化を見せています。
アンダー(Andar)はメンズラインとトレーニングウェアを強化し、ムラウェア(Mula Wear)は「スイムレジャー」コンセプトで製品の多様化を進めています。
ファッション業界では、MZ世代、特にZ世代が「ボディライン強調」よりも「自然な快適さ」を重視するようになったことで、レギンスはもはや若者の象徴ではないと分析しています。
ファッション誌BoFは「10年以上ワードローブを支配してきたレギンスは、いまやジムですら見かけにくいアイテムになった」と伝えました。
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