[🇯🇵] チョン・ミョンフン氏、東洋人初のスカラ座音楽監督に就任

指揮者チョン・ミョンフン（72）がイタリア・スカラ座オペラ劇場の次期音楽監督に任命され、247年の歴史を持つこの劇場で東洋人としては初の音楽監督に就任しました。

正式な就任は2027年からとなり、スカラ座はニューヨーク・メトロポリタン、ロンドン・ロイヤルオペラと並ぶ世界三大オペラ劇場のひとつで、アルトゥーロ・トスカニーニやリッカルド・ムーティなど、世界的な巨匠たちが歴任した名門です。

現在、チョン氏は釜山コンサートホールおよび釜山オペラ劇場の音楽監督を務めており、KBS交響楽団の名誉指揮者でもあります。

パリ・オペラ座音楽監督、ソウル市立交響楽団首席指揮者、ローマ・サンタ・チェチーリア管弦楽団首席指揮者などを歴任し、国際的な評価を確立してきました。

今回の任命は有力候補とされたイタリア人指揮者ダニエレ・ガッティ氏を抑えての決定であり、英国の音楽評論家ノーマン・レブレヒト氏は「衝撃的な人事だ」と評しています。

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